25年永年勤続されている方もいますし、知的や精神、発達障害の方など様々な障害をお持ちの方を雇用しています。

弊社はグループホーム、ショートステイ、訪問介護など、様々な福祉サービスをしております。その中で、障害をお持ちの方一人ひとりの適性にあった仕事を見つけることが難しかったです。私が障害について知っていることでも、一緒に同じ職場で働く職員への理解をどのように推進していくか工夫しました。地域の障害者就業・生活支援センターの方のジョブコーチや、社内でどのようにしたら働きやすくなるのかを話し合い進めていき、結果職場全体の雰囲気や、職員のスキルアップにも繋がりました。

一番は本人が働きたいという気持ちが伝わってきたことです。さらにHeartsキャリアセンターさんの就労移行支援事業所から紹介を頂いたのが初めてでしたが、度重なる職場訪問と打ち合わせ、本人の障害特性や配慮点を細かく伝えて頂いた安心感もあり、雇用を決めさせていただきました。

最初は業務のことや人間関係に戸惑っていた部分もありましたが、一緒に働く職員たちの声掛けや、Heartsキャリアセンターの村田さん、木村さんが定期的な面談と電話応対をして頂いたことで、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。そのなかで、本人の就労意欲が継続的に続いているので、今後も支援の継続はしていきたいと思います。

一番は自分のことを理解してくれる「会社」と「人」を見つけることです。そして、訓練を受けているときに会社と人に対してのコミュニケーションスキルを磨いていくことだと思います。会社も組織で、出来る限りのことはしますが、すべて希望にお答えできるかというと難しいこともあります。ですので、自分から自分のことを伝えることが出来るようにコミュニケーションを取っていただけると採用する側もわかりやすいのではないかと思います。